このページでは当施設を利用をしたいご本人・ご家族・相談支援員の方々の疑問にお答えするページです。
施設の代表が考える大切な事を上段に配しております。

質問は随時受け付けておりますので時々このページは更新されます

 


 

 

Q.利用者同士の恋愛は禁止ですか?

A.
当施設としての考え
我が国では日本国憲法第13条「公共の福祉に反しないかぎり、国民は個人の自由と幸福を追求する権利をもつ」と同第24条「両性の合意があれば結婚は自由」と言うことが定められています。
日本国憲法の庇護下で活動する当法人もこの条文に従い、あきらかに公共の福祉に反すること以外では、恋愛の禁止はしておりません(と、申しますか、できません)。
 
もし「障がい者であるからの恋愛禁止」と言うのであれば、障がい者への差別にもつながる事と考えておりますし、障がいがあることが公共の福祉に反すると考えておりませんので、仕事に差し障ることでない限りは、当施設は関与をしません。
この話をしますと、他からのお話として【他施設などでは恋愛が発覚した時に、片方又は双方を他施設に移籍させるなどの措置を講ずる】などの場合があるそうですが、施設利用の障がい者の恋愛が発覚したら移籍させるなども、それは何をもって合法なのか、どうなのかは分かりかねますので、そういう措置もしません。

当施設としての対応
当施設としては積極的な出会いは推奨をすることなく、男女が必要以上に近づくようなイベントやレクリエーションなどはしておりません。
施設側で「もしかしてこの人たちは交際をしているかも」と感じたときは、利用者の担当である相談支援員の方に「担当の所感(確定ではないことですが、何かのトラブルを未然防ぐため)」としてご報告を致します。
  
交際が証拠をもって確定した時も同様に、その確定理由と共に相談支援員の方にご報告します。
当施設は仕事をする場であり、その仕事のための支援の場であることから、仕事とは関係のないプライベートな事に関しましては、ご家族や生活全般に関わる相談支援の方にへのご報告をするまでとしております。
 
当施設の方針
当施設は「障がいのある方が継続して気持ちよく頑張って働く場」であり「その仕事への支援」をする場でもあると考えております。

 

 

 

 

 

Q.利用者の方に何がしらかの事があった場合の関係機関への当施設の報告の基準

 

A.

仕事上に関するトラブルがあれば、利用者の方の担当する相談支援に報告をしてその後の指示を仰ぎます。
相談支援の担当の方に連絡が付かない場合は、同相談支援所の別の方(上司など)に報告をして指示を仰ぎます。
担当の方が不在で指示や見解が出せないと言う場合は、当施設の判断で親御さんやグループホーム・後見人などに直接報告をして、指示を仰ぎます。
利用者の方の仕事上でのトラブルや異変・事故時での連絡の優先順位は1.相談支援の担当の方 2.親御さん・後見人・グループホーム 3.役所等の施設運営に対しての担当部署と言う順番です。
※特に緊急性があると施設代表又は所長が判断した場合は、この順番にこだわらず連絡および通報をします。

利用者の方のプライベートに関すること(仕事に関係しない事)でも、報告をした方が良いと当施設の代表が判断したこと(通所時のトラブルや男女間の交際の発覚・金銭の貸し借りや恐喝の加害被害・その他)は、相談支援の方に、その根拠となる話を説明の上で報告をし、その後の処置をお任せします(親御さん・後見人・グループホームや役場などへの報告やこれからの協議についてのなど)。
これは、このページの別項(最上部・利用者同士の恋愛について)でも明記しておりますが、当施設は「障がいのある方が継続をして仕事をすることを支援・応援する場所」だからです。
利用者の方の人権にも配慮をし、法的根拠のない恋愛に対しての禁止や立ち入る権限のないプライベートな内容等について関与はできないものと考えているからです。

厚生労働省のホームページから抜粋→ホームページ
就労継続支援B型とは
一般企業に雇用されることが困難であって、雇用契約に基づく就労が困難である者に対して、就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供を行います。



 

 

Q.トイレで倒れる等や籠城時の対応方法はありますか?

A.
長時間のトイレ使用時には利用者の安全の確保のため、支援員から声がけがあります(特性によって5分タイマーをかけます)。
その時に返事がない場合や、返事が有ったとしてもあまりに長時間(15分以上経過※籠城も疑われる)のときは、支援員2名以上の立ち合いを基本として、開錠・戸を開けて確認をすることがあります。
大きな音(倒れたときのような音等)がするときや、その他支援員が特に緊急性を要すると判断する時は、時間経過を待たず数度の呼びかけの後返事がなければ、たとえ支援員が1人であっても、異性であっても戸を開ける事も有ります。
また、中から救助要請の声が聞こえたら直ちにその場にいる支援員によって開錠・救出をすることもあります。
できるだけ、同性・2名以上は心がけますが、緊急時にはこの限りではありません事、ご理解ください。

 

 

 

 

Q.絵はがきを描くことで工賃になるのですか?

 

 

 

 

A.

はい、売れたら毎時の基本工賃にプラスして支払われます。
現在は直売として施設や大阪駅などで販売場所を作るとともに、インターネットでの販売もしております。
将来的に画廊街で個展もしたいと考えております。

 

 

 

Q.仕事は絵を描くことだけですか?

A.
いえ、絵を描く仕事はごく一部で、絵を描くことが好きな人や得意な人だけの仕事で、その他にも内職や内職の訓練、掃除や皿洗い・トイレ掃除や作文、その他、特性や個々の得意に合わせて多彩に仕事を用意しており、その仕事すれば基本工賃に加算される仕組みになっています。

 

 

 

 

 

Q.毎日、仕事に通わないとだめですか?

A.
いえ、体調に合わせてまずは週に一回からでも始めていただけます。
そうして身体が慣れたら、通所日を増やして、工賃を増やしていっていただきたいです。
色々な仕事をする中で支援員と共に、あなたの得意や好きになれる仕事を見つけられたらと思います。

 

 

 

 

Q.私にもできる仕事はありますか?

A.
もちろんです。

今、なくても一緒に考えて作りましょう!
そしてそれを売ったり、誰かの助けになるようにして工賃に結び付けましょう。

 

 

 

 

Q.お昼ご飯は付きますか?予約や持って帰ることも可能ですか?

 

A. 

はい、お昼ご飯は工賃で買って食べられます(200円)。
種類は日替わり弁当・カレー(甘口と激辛)・チャーハンなどがあります。
たくさん食べたい人にはカップ麺の追加もできます(100円)。
安全確保のため、追加のカップ麺のお湯入れは支援員がします。

お昼から通う人や昼頃から通う人のために電話での予約も可能です。
予約時に日替わり弁当が何かお聞きください。

持ち帰りに関しては、食中毒の可能性があり禁止としています。
また、外部の方からの差し入れやお土産なども個包装のものではない限り、食中毒の可能性があるので持ち帰ることはできません。施設内で召し上がっていただきます。