工賃向上に向けた取り組みについて

 

ダンケアーバイトでは2025年の平均工賃の目標を2万円として仕事の効率化と共に各人の通所日数が増えるように仕事のやり甲斐や楽しさが増す改革・施設内の雰囲気の改善等に取り組んでまいりました。
その成果として、5月の時点で平均2万3千円を超えており、来年度の取り組みである2万5千円を今年度内に目指しております。

そうした平均工賃向上のためには、現在の仕事の強化だけではなく、新しい仕事への取組みなども利用者の方々と積極的に取り組み、施設としても投資をして参ります。

例として「AIやChatGPTを活用しての文章作成」のためにノートパソコン・タブレットを月間通所日実績に基づいて一人一台専用機を割り当てると共に、体を動かすことが得意な方のために「低価格スイーツの作成販売業の研究」「大規模なフリマイベントへの参加」「飲食店舗様への商品販売の提案」等、実際に行動が伴う現場を作ってみる活動も「トライ&エラー」の気概で取り組んでおります。

私は1人でも多くの障がいのある方に対して、「特性に合うかもしれない、さまざまな仕事を提案をして、行動時には利益を出す仕組み」を工賃向上委員長として取り組んで参りますことをここに記しておきます。

工賃向上委員・施設長 平岡博次